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[GAUZINE:060] ポータルとアフィリエイト
================================================ No.060 2005/06/22 ===
W E B D E S I G N E R S M A G A Z I N E G A U Z I N E
[COVER] http://www.gaucho.com/gauzine/gallery/050620.html
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配信部数:4,564 部
『GAUZINE』 No.060 のラインナップ
┃
┣『ちょっと知っておきたいコミュニケーションデザイン』
┃ 「『興味の局面』から考えるWeb」
┣『お金をかけないサイト運営術』
┃ 「ふさわしいデザイン」
┣『アフィリエイトサイト構築のヒント』
┃ 「ポータルとアフィリエイト」
┗『編集後記』「PV推移とSEO」
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『ちょっと知っておきたいコミュニケーションデザイン』
〜『興味の局面』から考えるWeb〜
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ネットサーフィンという言葉がある。テレビでいうザッピングに近いが、何の
きっかけもなくサーフィンすることはあり得ない。URLを適当に打って楽しむ
人はそういない。検索エンジンで気になったものをクリック、ページ内のリン
クをクリック、など興味にひかれてみてゆくはずだ。あらかじめ調べたいとき
は言うに及ばず、興味を喚起する具体的な言葉が非常に強いフックになるのだ。
サイトのビジュアルは言葉だ。そう言い切ってもいい。反論もあるだろう。し
かし、休日の昼下がりに特にあてもなくウィンドウショッピングを楽しむ人
も、ブランドバッグをオークションで探す。自然な行動だ。お気に入りのブラ
ンドのサイトで新作紹介ムービーを見る。少なくともそのブランドのサイトを
探したか、入力したわけで、なんとなく立ち寄るわけではない。
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私たちの生活には、刺激が欲しい時、知識を深めたい時、有利な条件を探した
い時、、、『興味の局面』がある。多くのメディアと接してそれらを解消す
る。なんとなく街へ出る、好きな番組をみる、友人に電話で聞く、極論すれば
webもテレビもポスター、ビル、友人もメディアだ。webサイトは『興味の局
面』のほんの一部。
Webでコミュニケートしたいなら、何を掲載するかではなく、生活者のどの局
面に入れてもらえ、何を解消できるのか、を真剣に考えるべきなのだ。例えば、
■非局面 → テレビ、サイト、媒体を横断して同じ情報が流れるよう統一する。
□局面 → 刺激を与える媒体、刺激を深める媒体、など情報を区別する。
■非局面 → サービスはメニューの数が問題だ。
□局面 → サービスは、他に目的をかなえる方法がないか調べることが重要。
■非局面 → 競合先は同業種カテゴリーの企業だ。
□局面 → 競合先にはターゲットの友人も入る。
最近よく叫ばれるテレビとネットの融合。双方向でやりとりできても物理的に
は融合だろう。ただ、番組コンテンツ、広告は局面が違う。コンテンツの進化
がどう進むかも楽しみだ。それ以前に、そもそもいま融合したい人は誰なのだ
ろうか。
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【PROFILE】 井浦むつお [ 有限会社ヒキダス ]
http://www.hikidas.com/
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『お金をかけないサイト運営術』 vol.15
「ふさわしいデザイン」
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お金をかけずに魅力あるサイトに変えるテクニックを伝授する連載15回目。
前回は、情報が的確に伝わるサイト作りのポイントについてお話ししました。
今回のテーマは、企業Webサイトにおける「いいデザインとは何か」です。
最初に結論から言ってしまうと、サイトにおける「いいデザイン」とは「ふさ
わしいデザイン」のことである。先端的でセンスいいデザインが必ずしもその
サイトにとってのいいデザインではない。ふさわしいデザインは、アクセスす
るユーザに好印象を与え、サイトを使いやすくするものである。いわば自分に
とって似合う服のようなものだ。
何だかんだと言っても、人は見た目の印象で判断する。紺色のスーツを着てい
れば少なくとも働くビジネスマンに見えるし、遊びに行くなら明るいカジュア
ルな服装をするだろう。人によって似合う服装は異なるから、選ぶ形や色など
のディテールは、その人のセンスが試される。サイトのデザインもそれと同じ
ことが言える。
似合う服が個人の好みやTPOによって多種多様であるように、デザインについ
ても十人十色で意見が異なる。実際、仕事の中でデザインが揉めることは最も
多い。担当者と長い時間議論して作り上げたものが、上司の意見一つでひっく
り返るのは日常茶飯事。毎回のようにデザイナーは、タイトなスケジュールと
修正作業の板挟みで泣かされることになる。
■ なんで勝手なことを言うのか
デザイナーとして、自信を持って一押しした案が採用されない。しかも複数の
案を見せても、納得しない。出来上がったデザインに対して、ああでもない、
こうでもないと、いろんな人が違った意見を言ってくる。
「なぜバックの色は赤なの?青じゃだめなの?」
「ここのボタンは押しにくくない?」
「この文字は小さすぎない?」
こんな、曖昧な意見を出来るだけ反映しつつ、何度も何度も修正を重ねていく
と最初に意図したバランスが崩れてしまう。とにかく早く終わらせたい一心で、
直せば直すほど納得のいかないデザインになってしまう。どうすれば、無駄な
やりなおしを避けて、もっとスムーズにデザインを決定することができるのか。
■ デザインを言葉で伝える
まず第一に、きちんと「疑問に答える」ことである。クライアントは良し悪し
を論じる前に、純粋に確認したいのである。それには理屈の通った説明が必要
だ。クリエイティブは理屈じゃないという向きもあろうが、ビジネスにおいて
制作を請け負うからには、やはり理屈が通ってなければならない。先の意見に
対しては、次のような答えだ。
「赤は、御社の企業カラーだから」
「全体に共通するルールを作って統一しているから勘違いされることはない」
「訴求する内容の優先順位から考えるとこの大きさが適切」
デザインしたパーツのひとつひとつに対して、明確に説明ができなければな
らない。判断基準は先に決めたサイトのコンセプトに合致しているかどうかだ。
クライアントにデザインの意図を正確に理解させることが重要なのである。
■ 目的に合っているか見直す。
次に、それに対するクライアントの反応によって何を問題にしているのか判断
する。再度こんな反論を受けることがある。
「新しい事業としてスタートするため、会社のイメージから離れたい」
「ここは特に重要だから、ルールを多少変えても目立つようにしたい」
「優先順位付けが間違っている。一番大きい文字が適切」
これは、相手の考える目的に合っていないという議論である。譲れる部分なら
ば要望をかなえてあげればいい。誤解されているなら、丹念に説明を繰り返す
べきだ。もっとヒドイのは、
「もっとこう、カッコよくならないの」
こんな反応があったとしても、デザイナーに対するデザインセンスのことでは
ないと考えたほうがいい。クライアントは、あなたのセンスを疑っているとい
うよりも他に言葉が見つからないだけだ。
単に服の柄が嫌なのか、もっとビジネスライクに見せたいということなのか、
少ない言葉から見極めなければならない。柄が嫌なら変えればいいし、カジュ
アルすぎるのなら、もっと堅い見た目にすればよい。
■ 投げやりにならない。
ここまで話してきたことは、仕事をしているデザイナーにとっては、至極あたり
まえのことで、「いまさら言われるまでもない。」のかもしれない。
しかし、自分が丹精こめて作ったものに対して、クライアントからいくつもの
指摘を受けると、どうしても不安になってくる。納期も迫ってくれば正直つい
つい投げやりになってくる。整合性がとれないにもかかわらず言うことを聞い
ていれば、文句もないだろうと言い訳して進めてしまう。身に覚えがないだろ
うか。
デザインの意見が合わないのは、相手のセンスが足りないのではない。ほとん
どの場合、コミュニケーションが不足しているのである。確かに、すべてのク
ライアントに対して、十分な時間を割くことは出来ないのかもしれない。けれ
ど素晴らしいデザインは、クライアントとの信頼関係が創り出すものである。
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【PROFILE】 石原 強 [ ウェブプロデューサー ]
http://www.webanalyst.jp/
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『アフィリエイトサイト構築のヒント』 vol.5
「ポータルとアフィリエイト」
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■ ヤフー、アフィリエイト開始。
2月末に大手ASPのバリューコマースと提携した、ヤフーですが、5月20日より
バリューコマース経由で、
「Yahoo!ショッピング」[ http://shopping.yahoo.co.jp/ ]
のアフィリエイトをスタートしました。
https://www.valuecommerce.ne.jp/
6月現在、バナーのみのアフィリエイトですが、7月より特定商品の
「商品リンク」機能も追加されるとのことです。
そうなると、楽天、ライブドア、ヤフーのポータルサイトのアフィリエイト
競合時代がはじまることになります。
予想される展開としては、「Yahoo!ショッピング」のアフィリエイトを
バリューコマースを経由せずに、現在ベータ版の「Yahoo!ブログ」上で行なえる
ようになりそうですが、現行の「Yahoo!ブログ」だと、利用する側は機能的にも
デザイン的にも、もう少し改良が必要に感じます。
○関連記事
ヤフー、今期は「アフィリエイトナンバーワン」に (2005/04/20)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/20/news104.html
いずれにしても、アフィリエイターにとっては、大きなショッピングチャンネル
がひとつ増えるわけで、注目せざるはおえないでしょう。
ただ、「Yahoo!ブログ」上で一般ユーザがアフィリエイトを展開するには、
バリューコマースのような、重くて複雑な管理画面だと、使いづらいので、
そのあたりの改良も必要かと思います。大手ポータルとはいえ、機能面での
充実次第で「アフィリエイトナンバーワン」になれるかどうかがかかっている
ような気がします。
■ 楽天アフィリエイト と livedoor デパート
そういう意味では、トラフィックゲートが開発した「楽天アフィリエイト」の
管理画面やシステムはよくできていると思います。 (2003年5月より開始)
商品リンクもボタンクリックひとつで簡単に作れ、無料の楽天広場のブログに
手軽にアフィリエイトの商品を掲載できる仕組みになっています。
http://affiliate.rakuten.co.jp/guide/
改良すべき点があるとしたら、画像リンクとテキストリンクが組み合わさった
コードを同時に書き出してくれるボックスをもうひとつ追加してくれれば、
より便利になるような気がします。現行だと、画像リンクとテキストリンクは
別々にコードが提供されるシステムのため、2回コピー&ペーストが必要です。
その点、「livedoor デパート」の商品リンクは、画像リンクとテキストリンク
が組み合わさったコードを書き出してくれる点は便利です。(2004年11月開始)
ただ、楽天もlivedoor デパートも「1ポイント=1円」のポイント制なので、
アフィリエイトの収益を得る、というよりはたまったポイントで何かを購入する
ということによって、利用者に還元されるシステムになっています。
わたし個人も楽天アフィリエイトをはじめる前は、本当に売れるのかなー?
と少し疑問に感じてましたが、半年ほどコツコツやってると、ようやく
月10,000ポイントくらいは、たまるようになりました。楽天だけで月100万
近くの売上がアフィリエイト経由で上がっている、ということになります。
livedoor デパートに関しては、商品点数やシステムなど、もう少し進化して
ほしいところです。
■ ポータルサイトのアフィリエイト
楽天アフィリエイト や livedoor デパートは、還元率が1%と低いため、
アフィリエイターとしては、もう少し料率の高いものをアフィリエイトした
ほうが効率がいいように感じることもありますが、巨大ショッピングサイト
のもつ商品点数の多さと、そこに集まる人の多さという点では、アフィリエ
イトサイトの作り方次第では、大きな可能性も秘めているよう思います。
そういう意味でも、やはり「Yahoo!ショッピング」のアフィリエイトの今後
の展開にも注目しておいたほうがいいかもしれません。
ポータルサイト内のショッピングモールだけでなく、個別のECサイトも
新しい販売チャンネルを増やすことができる「アフィリエイト・プログラム」
を導入するところは増えてきていますし、ECサイトの広告代理店的な仕事を
することによって、収益を得ることのできるアフィリエイターもブログの普及
とともに、益々増えていくことでしょう。
ITビジネスにおける「アフィリエイト・プログラム」のもつ可能性と今後の
展開は、WEB制作をする立場の方々も注目せざるおえない状況になってきて
いるよう思います。
○関連記事
楽天アフィリエイトが急拡大 (2005/06/13)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/13/news077.html
リンクシェアCOO、アフィリエイト成功の秘訣を伝授 (2005/03/01)
http://japan.cnet.com/news/media/story/
[ネタフル] アフィリエイト関連記事 (バックナンバー)
http://netafull.net/aff/
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【PROFILE】 尾崎英明 [ GSELECT ]
http://www.gselect.com/
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『編集後記』
「PV推移とSEO」
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アフィリエイトサイトを作りはじめてから、ほぼ6ケ月くらいたちますが、
ブログも含めた全アフィリエイトサイト[ http://www.gselect.com/ 他 ]の
合計ページビューが、ようやく1日5,000PVくらいは発生するようになりました。
過去3ケ月間のアクセス数とページビューの統計をとってみたところ、
【月間アクセス数】 【月間ページビュー】
2005年3月 ─── 25,447回 50,537PV/月
2005年4月 ─── 48,027回 96,030PV/月
2005年5月 ─── 105,353回 242,960PV/月
という感じで、毎月ほぼ2倍づつ増加しています。コンテンツのページ数が
増えていくにつれて、ページビューも増えていってるのだと思いますが、
アクセス数の推移はやはり特定のキーワード検索における「検索エンジンの
表示順位」に大きく左右されていることもわかりました。
例えば、ある特定のページのヤフー検索の1ページ目の「表示位置」だけでも
アクセス数はかなり変動します。上から5番目くらいまでに表示されてる場合の
クリック数とそれ以下とでも、かなり差があることも統計的に確認できました。
しかし、SEOにはまだまだ謎が多く、基本的なSEOを施したからといって、
確実に「検索エンジンの表示位置」が上がるとは限りませんし、いろいろな
要因が絡まっているため、サイト運営者は日々研究されていることかと思います。
ただ最近わかってきたのは、WEBサイトを構成する「各ページの文書構造」、
ブログで言えば、ブログの「テンプレートの文書構造」がSEOに密接に関係して
いるような気がします。同じ内容の記事を同じ無料ブログサービスの異なる
テンプレートで公開した場合、ヤフー検索結果の表示順位にかなり差がでました。
その道の達人の方々は、すでにそのあたりの関係性をある程度解明された上で
それなりの対策を施しておられるようですが、わたしはまだまだ研究中なので、
はっきりしたことは言えません。ただタグ付けが少し違うだけでも、表示順位
はかなり変動するようです。しかし、まだまだ謎の多いSEOの世界です。
いずれにしても、過度なSEOに頼るよりは、基本的なSEOをふまえた上で、
コンテンツの分量をコツコツ増やしていくことがより確実なアクセスアップ
の方法かなと今は感じています。もちろん、アクセスユーザが次のアクションを
起こすかどうかはコンテンツの内容やユーザビリティに大きく関係してくる
わけですが...。
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来月の7月7日で、『GAUZINE』は、発行を開始して丸6年たつことになります。
1年間休んだ時期もありますが、発行人としてもよく継続できたなと思ってい
ます。登録していただいている方も長らくお付き合いいただき誠にありがとう
ございます。
次回の発行は、2005年8月20日を予定しております。
最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。
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====== WEB DESIGNERS MAGAZINE 『GAUZINE』 ==========================
発 行 GAUZINE NET [ http://www.gselect.com/gauzine/]
編 集 尾崎 英明 [ mailto:info@gselect.com ]
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