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================================================ No.020 2000/08/09 ===
W E B D E S I G N E R S M A G A Z I N E G A U Z I N E
[COVER] http://www.gaucho.com/gauzine/gallery/200809.html
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配信部数:5,832部
『GAUZINE』 No.020 のラインナップ
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┣『映像作家研究ファイル』「ハル・ハートリー」
┣『CREATORS INTERVIEW』「shun kawakami」
┗『GREAT WEB CREATORS』「Kioken Design」
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『映像作家研究ファイル』
WEB制作者のための映像制作入門/鑑賞編 vol.8
「スタイルの確立〜ハル・ハートリー」
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『映像作家研究ファイル』は、WEB制作において今後増えていくことが予想さ
れる Flashムービーやストリーミングビデオなどの「動画・映像コンテンツ制
作」のヒントになるものを模索・研究していこうという主旨の企画です。
■ インディーズ映画界の才人ハル・ハートリー
今回は、インディペンデント系映画の世界で長年にわたり独自のスタイルを守
り続けているハル・ハートリーという映画監督をご紹介させていただきます。
ハル・ハートリーは、1959年生まれで今年で40歳になりますが、30歳のときの
長編デビュー作以来、7本の長編作品を発表しています。ほかにも実験的な
16mmの短編作品やEverything But the Girlのミュージックビデオなども手掛け
ています。
日本とも不思議と縁があり、永瀬正敏も出演している「FLIRT/フラート」で
出会った二階堂美穂 (村上龍の「トパーズ」にも出演) が現在の奥さんであり、
「ブック・オブ・ライフ」のサントラには嶺川貴子の曲が使われていたりと、
なかなか日本びいきのようです。
◆ ハル・ハートリーの作品
┗ http://us.imdb.com/Name?Hartley,+Hal
ハル・ハートリーの発表した長編作品は、
「ニューヨーク・ラブ・ストーリー」(1989年)90分
「トラスト・ミー」(1990年)105分
「シンプルメン」(1992年)104分
「愛・アマチュア」(1994年)105分
「FLIRT/フラート」(1995年)85分
「ヘンリー・フール」(1997年)137分
「ブック・オブ・ライフ」(1999年)63分
ですが、他にも実験的な短編作品をたくさん撮っています。
「Kids」(1985年)33分
「The Cartographer's Girlfriend」(1986年)18分
「Dogs」(1987年)25分
「アンビション」(1991年)9分
「セオリー・オブ・アチーブメント」(1991年)18分
「サバイビング・デザイアー」(1991年)57分
「Iris」(1993年)3分
「NYC 3/94」(1994年)10分
「Opera No.」(1994年)18分
「The Other Also」(1997年)7分
91年の短編3本を収録したものが97年にビデオ化されているようですが、ほかの
短編作品は残念ながら日本ではなかなか観ることはできないようです。
考えてみれば、わたし自身ハル・ハートリーという映画監督の存在を知ったの
は、ずいぶん昔のことでした。ふりかえって古い映画雑誌を探してみたら
「FLIX」1993年2月号のインタビュー記事を読んでいたようです。長編3作目の
作品「シンプルメン」が本邦初公開されたころです。その後、気になりながら
も、結局、作品を観る機会がないまま7年がたち、今年になってようやくビデ
オでハートリーの作品を観る機会がやってきました。
あまり期待しないまま「フラート」から見はじめ、その後「シンプルメン」
「トラスト・ミー」「愛・アマチュア」とたて続けに見ているうちに、完全に
ハートリーの世界にはまってしまい、「ブック・オブ・ライフ」はDVDを購入し
ました。
#実際、ハートリーの作品はレンタルにもあまり置いてないですし、
amazon.comでも「カルト・ムービー監督のDVDコーナー」で紹介されるという、
かなりマニアックな存在であることは確かです。
何に、はまったかというと、やはりハートリーの独特のスタイルというか、
語り口というか、作品全体に流れるトーンやテイストがひじょうにクールで
スタイリッシュな点が気にいりました。
■ ハートリー作品の特徴とスタイル
ハートリーの作品の特徴をハートリー自身のことばを借りていうと、
「僕はどんな人間でも好きになれる映画はいやなんです。誰もがわかるよう
に物事を言い換えてるうちに作っている人自身がいなくなってしまう。」
のように、非常に個性的であり、独特のスタイルをもっています。
ハートリーは、より多くの観客に理解される作品よりも、自分の個性や感性に
忠実な作品づくりをしていることが、上のことばからもわかります。
ハートリーの作風は他のどの映像作家とも異なる独特のものなのですが、あえ
てやや似たものに例えるなら、実験的な部分ではゴダール的であったり、会話
の妙はウディ・アレン的であったりします。デビュー当時はジム・ジャームッ
シュとかともよく比較されたみたいです。しかし、そういった要素はもちなが
らも、完成した作品は決して類型化できない、まさに「ハル・ハートリーの世
界」に仕上がっています。
ハートリー作品は、「メチャおもしろい」と気にいる人と「退屈でつまらない
と」思う人に大きくわかれると思います。確かに、ストーリーは淡々とあまり
抑揚なく展開していきますし、特に劇的に事件やエンディングが用意されてい
るというわけでもありません。ハリウッドの娯楽大作が好きな人にとっては、
盛り上がりのない退屈な作品と感じるかもしれません。
ハートリー作品はよく「オフビート」ということばで表現されますが、確かに
リズムやビートが独特で、普通の映画の作り方から少しずらしたり、はずした
りするのが好きなようです。唐突にはじまるオープニングや、あっけなく終わ
るエンディングなども、通常の映画文法と異なる「オフビート」な感覚で描写
されています。
◆ クールで無表情な役者の演技
また、同じ役者が何度も登場するのもハートリー作品の特徴です。
何本かハートリーの作品を観ていると、この人あの作品にもでていたし、あの
人、この作品のこの人と同じ人だよね、とか気がつくと思います。
特に、マーティン・ドノヴァンという俳優はハートリー作品の顔ともいえる存
在で各作品の重要なポジションで登場してきます。「ブック・オブ・ライフ」
では、スーツを着たイエス・キリストとして、いつもながらの機嫌の悪そうな
渋い表情をみせています。
マーティン・ドノヴァンもそうですが、ハートリーの作品の登場人物って、ほ
とんど笑わないんですよね。無表情というか、性格的に気難しそうで、感情を
ほとんど表に出さない変人、という感じの人物が多いです。おかしなことでも
マジメな顔してしゃべってますから思わず笑ってしまいます。
もちろん、このクールで無表情な役者の演技は、すべてハートリーの計算され
た演出であり、「ジョークは真面目な顔して言ったほうがウケる」という鉄則
を守りながらも、役者自身を際立たせることなく作品の中に自然にとけこむよ
う静かに配置させている、という感じです。
ストーリーの設定としては、たいてい深刻な状況が多く、登場人物はいつも気
難しい顔をしてお互い質問したり、議論したりしているのですが、セリフは妙
に核心をついた格言のようであったり、哲学的なものであったりします。
ストーリーの展開は、プロットに忠実に進んでいく手法ではなく、登場人物が
唐突に衝動的な行動に走ったり、突然暴力的なシーンが挿入されたりして、通
常考えられうる展開を裏切りつつ進んでいきます。ここでもビートをはずして
きます。
「シンプルメン」の唐突にはじまるダンスシーンや「FLIRT/フラート」の突然
の発砲など、論理的ではない感覚的描写が新鮮な驚きを与えてくれます。
◆ 省略された描写
あるひとつの物語を伝える場合、どこまで説明的描写を入れていくか、という
ことがよく問題になります。テレビ・ドラマとかの場合、観客の層がかなり広
いため、ストーリーをなるべくわかりやすくするための説明的描写が多くなる
ものです。もちろんこれは、より多くの人に理解できるようにするための手法
でメジャーな大衆作品にするためには必要不可欠の要素でもあります。
WEBのポータル・サイトにもそうした万人に理解できる構造やインターフェイス
が必要になってくるのと同じように。
しかし、ハートリーのことばからもわかるように、
「誰もがわかるように物事を言い換えてるうちに、
作っている人自身がいなくなってしまう。」
ということもあるわけで、説明しすぎることにより、本来伝えたい微妙な部分
やニュアンスが欠落してしまうこともあるわけです。もちろん、映画とWEBを
比較するのもおかしな話ですが、論理的でない感覚的な表現により、伝わる微
妙な世界や情報というものも実際あるわけです。
情報伝達の基本は「ことば」なのかもしれませんが、「ことば」にならない世
界というものも実際存在するわけです。絵や音楽はそういった「ことば」にな
らない世界を表現したものだと思いますし、もっといえば「ことば」にならな
い世界の領域のほうが本来はずっと広いはずです。科学や文明がこうした「こ
とば」にならない部分の存在を軽視してしまっため、我々は「ことば」という
共通言語でしか、コミュニケーションができなくなってしまった、という学者
もいます。確かにそうなのかもしれません。
説明的描写を最小限にとどめる、という手法は観客に自ら考えさせたり、想像
させたりする余地を与えるため、観客によっては解釈が異なることもあるわけ
ですが、その省略された部分にこそ、表現者の伝えたいことが隠されていたり、
省略された前後のシーンだけ見せることにより、その間起こってことが容易に
想像できることもあるわけです。限られた時間や限られたスペースで何かを表
現する場合、どの部分を選択して、どの部分を省略するかは、まさに表現者、
編集者の考え方次第なわけです。
ハートリーの場合、すべての答えをあえて言わないことにより、観客に感じと
ってもらったり、想像してもらったりする手法を選んでいるのだとと思います。
論理的に理解してもらうのではなく、その映像や音楽などにより感覚的な部分
に訴える表現方法もあるわけです。
◆ 音へのこだわり
ハートリーは、ネッド・ライフルという別名で自ら映画のサウンド・トラック
を担当している作品もあります。「シンプルメン」や「愛・アマチュア」は
ネッド・ライフルの名前がクレジットされています。
自ら音楽を担当するくらいですが、音や音楽に関するこだわりもかなりのもの
だと思います。
例えば「ブック・オブ・ライフ」のサントラのクレジットを見ても、
P.J.ハーヴェイ、ベン・ワット、デヴィッド・バーン、嶺川貴子などかなり渋
めの選曲でまとめています。音楽も全編につけるのではなく、必要な部分に効
果的に使うことにより、ストーリーや映像にメリハリをつけています。無音状
態による緊張感とサウンドを配置したシーンの躍動感の対比が見事です。
◆ デジタルビデオで撮影された「ブック・オブ・ライフ」
http://www.gaucho.com/gauzine/15/
のトム・ティクヴァの特集のときにも、少し紹介しているのですが、
「ブック・オブ・ライフ」
┣ http://www.uplink.co.jp/bol.html
┗ http://www.best.com/~drumz/Hartley/Films/tbol.html
という作品は全編デジタルビデオで撮影されています。
ハートリーがデジタルビデオを選んだ理由には、予算的なもあったでしょう
が、彼の「実験的精神」が大きかったと思います。デジタルビデオのややボケ
気味の映像は、現実離れしたこの作品の世界観に妙にマッチしたものになって
いますし、シャッタースピードを変化させたり、独特の色彩感覚を持つかなり
斬新な映像に仕上がっています。
「DV長編映画の作り方」という名の製作日誌
┗ http://www.uplink.co.jp/bol.html
によると、撮影はスタッフ7名のみで行なわれ、カメラはソニーのハンディカム
VX-1000を使い、音はDATに録音され、編集はアビッド・メディア・コンポー
ザーで行なわれたとのこと。最終的に編集されたビデオを35mmフィルムに変換
して完了、というのが制作の流れです。今まで、30〜40人いたスタッフが、デ
ジタルビデオで撮影することにより、7〜8人ですんでしまうわけで、いろいろ
な意味で身軽に映画制作ができるわけです。
もちろん、デジタルビデオではフィルムのもつ独特の質感や深みは表現できな
いにしても、逆にビデオのもつ特性をうまく使うことにより、新しい映像表現
の道も開けてくることをハートリーが証明してくれてます。今後はDVDを最終出
力メディアと想定して制作される映像作品や映画もふえてくるでしょう。
尚、「ブック・オブ・ライフ」に興味を持たれた方は、発売元のアップリンク
からDVDを購入することをおすすめ致します。特別割引特典があります。
┗ http://uplink.shoplus.net/c7969/
#個人的には今、ここのデレク・ジャーマンのDVDを集めています。とりあえ
ず、まず「ザ・ガーデン」は購入しましたが、クリストファー・ドイルも絶賛
している「ブルー」もほしいな〜と思っているところです。アップリンクの
DVDって、ジャケットのデザインがカッコいいので思わずほしくなってしまうん
ですよね。
◆ 自分のスタイル
興行収益は別にしても、10年間でコンスタントに7本の長編作品を発表しつづけ
ているハートリーはある意味ひじょうに恵まれているのかもしれません。
アメリカの主流派とはいっさい交わることなく、マイペースで自分のスタイル
を確立してきたハートリーはアメリカでも貴重な存在だと思います。
どんな業界でも、商業的なバランスを維持しながら、いかにその中で自分の表
現を確立していけるか、というのはなかなかむずかしいことだと思います。
ハートリーの場合、大ヒット映画はないにしても、自分なりの手法とスタイル
で、世界中から注目されつづけています。デジタルビデオの導入など、常に新
しい試みに挑戦しながら「ハル・ハートリーの世界」を確立してきました。
独自のスタイルを確立して、継続していくということは、できるようでなかな
かできないものです。人によっては、それを「ワンパターン」ととる人もあり
ますし、そのスタイルを「その人独自の個性」としてとらえてくれる人もいま
す。採算と芸術のバランスをとりながら、自分なりの表現をつづけているハー
トリーの存在は世界中のインディーズ作家たちに大きな勇気を与えてくれてい
ることでしょう。「スタイルの確立」こそが表現者としての、個性であり主張
であることをハートリーは身をもって教えてくれています。
最後にもう一度、ハートリー自身のことばを借りていうと、
「哲学っていうのは、自分が好きなこと、嫌いなことの理由に
尽きるんだと思いますよ。」
この「哲学」ということばは、まさに「自分のスタイル」に置き換えることが
できると思うわけです。
★ Hal Hartley 関連サイト
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◆ Hal Hartley
┗ http://www.polystar.co.jp/more/FLIRT/hal.html
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◆「FLIRT/フラート」
┗ http://www.polystar.co.jp/more/FLIRT/index.html
ニューヨーク、ベルリン、東京、3つの都市を舞台に繰り広げられる物語。
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◆「ヘンリー・フール」
┗ http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9809/06/mov/review/99/henry_fool/
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◆「ブック・オブ・ライフ」
┗ http://www.uplink.co.jp/bol.html
クリスチャン・ミレニアムニスト達が繰り広げる1999年最後の一日。
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◆ Hal Hartley / TROUBLE AND DESIRE
┗ http://www.best.com/~drumz/Hartley/
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『CREATORS INTERVIEW』
WEB制作に関わるクリエイターの方々へのインタビュー
「shun kawakami」 http://www.artless.gr.jp/
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◆「CREATORS INTERVIEW #008〜shun kawakami」
第8回目のゲストは、「artless」の川上 俊さんです。
「artless」はグラフィックデザイナー、フォトグラファー、イラストレーター
などさまざまな分野のクリエイターによるプロジェクトで、川上さんはその
artlessのクリエイティブディレクターと代表を務められています。
また、今年で3回目となる artless主催のエキシビジョンが8月11日(金)から
13日(日)まで、渋谷のEgg Galleryで開催されます。
詳細は下記サイトをご覧下さい。
■ light [artless cafe vol.3]
┗ http://www.artless.gr.jp/ac3/
今回は、そんなshunさんに、エキシビジョンのことやデザイン、映像などに
ついていろいろお話をお伺いさせていただきました。
#以下、[gaucho] はわたくし、[shun] は川上さんのコメントです。
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[gaucho]
ごぶさたしてます。「Web年鑑1999」
http://www.webdesign.or.jp/WDA99/award/nominated/next2.html
でも、同じ見開きページ(p.246-247)に並んでいたり、ノミネートの順番も、
つづいていたりと、shunさんとは不思議なご縁がありますね。
今日はさっそく、artless主催のエキシビジョンについていろいろ教えて下
さい。どんな内容のエキシビジョンになりそうですか。
[shun]
ごぶさたですね。今回、『CREATORS INTERVIEW』に出られてうれしいです。
エキシビジョンについてですが、
artlessはフリーなスタンスです。気楽なとでもいうのでしょうか?(笑)
それにより、必要のない固定観念のようなものにしばられずに、自由な発想
につながると思っています。
ということもあり、今回のエキシビジョンもジャンルやカテゴリーのない、
様々な表現を求めています。テーマ「light」という言葉を個々の表現方法
で制作された作品をひとつの場所に集めた時、興味深い調和が生まれると思
います。
「グラフィック」「モーション」「サウンド」
この3つが作品のメインになると思います。
ターンテーブルを持ち込み、DJによる選曲。映像はプロジェクターによる
上映。VJ的な映像表現も行う予定です。
また、12日(土)の夕方にはシンプルなJazzライブも行います。
参加メンバーは、artlessのMain Staffと以前からいっしょに何かやりたかった
アーティストに参加してもらっています。
ちょっと、名前を挙げると「Web年鑑1999」にも掲載されていたデザイナーの
スガワラテツヒロさん[ http://www.cyborg.ne.jp/~tetuhiro/ ] 。
スライドプロジェクタによるインスタレーションでギャラリーの雰囲気にひ
と癖つけてもらいます。また、浜崎あゆみのイラスト(CDジャケット、
フィギア等)を描いているイラストレーターのうらただしさんは、ショート
ストーリーのアニメーションを。
開催する自分自身もどんなものになるのか、とても楽しみです。(笑)
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[gaucho]
フリーランスになられてから、新しい活動もいろいろ増えてきたと思うのです
が、ここ最近かかわられたプロジェクトについて少し教えていただけますか。
今月のMdNにも記事かかれてますよね。
[shun]
そうですね。今月のMdNの記事は「ウェブデザイン・カプセル」というページで
ウェブのテクニックを紹介するのですが、ボクが書くとどうもデザイン的な
ことになってしまいウェブのテクじゃないじゃんみたいな感じになってしま
います。(笑)
また、フリーランスになってから自由に色々なクリエイティブと協力しての
プロジェクトができるようになり、色々な方と出会え楽しむことができました。
いくつかあげると、Worldの新ブランド展開をはじめた「ITS'DEMO」のデザイン
に参加しています。ここでは、オープン時のPOP全般を制作しました。ショッピ
ングバック、ギフトバック、プライスポップ、フード・雑貨等のオリジナルパ
ッケージ等です。とても、自分とって価値あることを経験できました。
WEBの方でも、他のクリエイテイブと組んでの制作が増え、メイングラフィッ
クの制作とディレクションをする形でいくつか制作しています。どうしても
WEBの場合、大きなサイトはチームでの制作が必要になります。artlessとし
ては、デザイン、トータルコーディネイトする位置での制作をしています。
お台場どっと混む「女子アナ探偵殺人事件」
┗ http://event.people.or.jp/drama/
三菱RALLI ART Cyber Shop
┗ http://cgi-club.ralliart.co.jp/2000/rahtml/order/home.html
AMG JAPANのTOP PAGE DESIGN
┗ http://www.amg.co.jp/
講談社「ViVi」
┗ http://www.kodansha.co.jp/vivi/
といった感じです。
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[gaucho]
DVを購入され、映像制作のほうもいろいろ実験されておられるようですが、
個人的に好きな映像作家や映画があれば教えて下さい。また、影響を受けた
アーティストとか、注目しているクリエイターとかも。
[shun]
映像を作るようになったのは、写真を撮っていて何度か映像イメージが浮か
んできて、映像も撮たくなったんです。
いろいろなものに影響を受けやすいのですが、(笑)
雰囲気のあるものが好きなようで、音楽でも映画でも。映画だと「バクダッ
ド・カフェ」とか。においだったり、温度を感じるようなあの映像、あの曲。
感じれられないことを感じさせるような映像だったり、写真だったり、絵だ
ったり・・・。そんなものに影響を受けます。
アーティストは、最近の方だとtomato。常に注目してます。独特な雰囲気が
あって。いつも、新鮮で斬新で。スタンスも好きです。
あと、ウォーホル。この人は、とてもボクにとても大きな存在です。作品に
独特のパワーがあって、独特の世界観のようなものが絵に出てて。NYが好き
なのですが、ウォーホルのいた街だったからとことが大きいです。
[gaucho]
tomatoといえば、UnderworldのライブDVDが9/13に発売されるらしいんですが、
噂ではこれがかなりスゴイらしいんですよ。録音段階で5.1chサラウンドの
DVD化を前提にしていたり、マルチアングルによるユーザーの映像カスタマイ
ズやシークレットWEBサイトにアクセスできる仕掛けがあったりと、かなり凝っ
た作りになっているようです。tomatoのメンバーがかかわっている以上、かな
り期待できると思いますよ。
Underworld
┗ http://www.v2records.co.jp/artist/a025/index.html
Tomato
┗ http://www.tomato.co.uk/
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[gaucho]
デザインや映像制作する上で特に気をつけている点とかあれば教えて下さい。
最近は写真のほうもかなり撮られてますよね。そのあたり何か共通するような
ものがあると思うのですが。
[shun]
いつも雰囲気のある表現がしたいと思っています。デザインでも、写真でも、
映像でも。それが、自分らしいものだったりすると思います。
それから、自分の視点を大切にしています。自分が感じたことを大切にします。
他の人の感じ方を考えることも、もちろん大切です。しかし、素直に自分の感
情を大切にするべきだと思っています。自分にしか感じれないことがきっとあ
って、それが個性につながると思うからです。
写真はそれがとてもよく現れると思います。性格が出るというか。(笑)
だから、好きなんだと思います。
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[gaucho]
今後、特にやっていきたい分野やメディアがあれば教えて下さい。
[shun]
「グラフィックをつくるということ」をやりたいです。
だから、分野やメディアはあまり関係ありません。色々なことに挑戦したいし、
知りたい。そして、驚いたり感動したりしたいです。まるで子供ですね。(笑)
でも、そういう気持ちって大事じゃないかと思います。
自分がどこまでできるのか、どこまで行けるか。客観的に自分を見て、楽しん
でもいます。(笑)
でも、今後の希望を言うと、何らかのプロジェクトのトータル的なデザインに
関われたらと思っています。たとえば、ショップだったり、カフェだったり、
イベントだったり。トータルプロデュース的なことがしたいと思っています。
何でもいいとか言いながら、
こんなこというのはちょっと矛盾してますね。(笑)
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[gaucho]
本日は、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
エキシビジョンの成功お祈りしてます。
[shun]
こちらこそ、ありがとうございます。
いずれ、何らかのプロジェクトでご一緒したいです。
また、偶然を期待しています。(笑)
今後とも、よろしくお願いします。
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★ shun kawakami 関連サイト
┣「light [artless cafe vol.3]」 http://www.artless.gr.jp/ac3/
┣「artless film」 http://www.artless.gr.jp/af/
┗「artless」 http://www.artless.gr.jp/
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『GREAT WEB CREATORS』
海外で注目されているWEB制作会社の紹介
「Kioken Design」 http://www.kioken.com/
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1999年につづけていたシリーズを久々に復活させることに致します。今回は、
◆ Barneys New York
┗ http://www.barneys.com/
など、話題のサイトを数多く手掛けている「Kioken Design」をご紹介させてい
ただきます。「Kioken Design」の制作したサイトは、FlashやDHTMLなどの効果
的な使い方などが注目されますが、その基本的なインターフェイスデザインの
美しさや写真の使い方などのビジュアル面で特に目をみはるものがあります。
ジェニファー・ロペスやユニバーサル・レコードなどのビジュアル満載の音楽
系サイトを手掛ける一方、ソニーやキャノンなどのUSA企業サイトも手掛ける幅
の広さもお見事です。もちろん「Kioken Design」ならではのビジュアルの美し
さは企業サイトでも生かされています。技術面とデザイン面のバランスのとれ
た完成度の高いサイトを数多く手掛けています。
「Kioken Clients」をご覧になれば、制作サイトの一覧がありますが、その中
からいくつか列記してご紹介しておきます。
★「Kioken Design」制作サイト
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◆ Barneys New York
┗ http://www.barneys.com/
FlashのLoading待ち画面がインターフェイスの操作方法の説明になっていたり、
横スクロール、ドラッグ・ミニウインドまで数々のアイデア満載。
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◆ Jennifer Lopez
┗ http://www.jenniferlopez.com/
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◆ Forever Brandy
┗ http://www.foreverbrandy.com/
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◆ Bad Boy Online
┗ http://www.badboyonline.com/
ドラッグ移動可能なサブウインドをはじめインターフェイス全般がお見事。
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◆ Puff Daddy
┗ http://www.puffdaddy.com/
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◆ Universal Records
┗ http://www.universalrecords.com/
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◆ Comedy Central
┗ http://www.comedycentral.com/
「サウスパーク」でもおなじみ。
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◆ EPB.communications
┗ http://www.epb.com/
左上の「One-click Navigaion」がお見事。色も渋いす。
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◆ Lechters
┗ http://www.lechtersonline.com/
メニューと連動したスクロールバーがお洒落。
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◆ Third Floor Cafe
┗ http://www.thirdfloorcafe.com/
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◆ Asia Society
┗ http://www.asiasociety.org/
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◆ Kioken Design
┗ http://www.kioken.com/
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『編集後記』
「データセクション」「はまだ荘」
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「Gabby」[ http://www.gabby.net/ ]をいっしょにやってるアクセス向上委員
会の橋本さんと、今日の雑学+の小橋さんがデータセクションという会社を設
立され、8/3に渋谷で開催された設立パーティーに行ってきました。
データセクション
┗ http://www.datasection.com/
設立パーティーには150名ほどの方が参加され、数年ぶりに再会したなつかし
い方や新しい方にもいろいろお会いできました。意外だったのが、初対面の方
に「メールマガジンを読んでますよ」とか言われることでした。実際、この
メールマガジンはどなたが購読しているのか、発行者にもわからないシステム
になっているのですが、購読されてる方に直接お会いすると、うれしいと同時
に結構はずかしいものでした。
翌日は、久々に「はまだ荘」 [ http://www.hamadaso.ne.jp/ ] のオフ会も
あり、これまた2年ぶりにいろいろな方と再会できました。東京には、たまに
しか出かけないのですが、ネット上で知り合った方にお会いできるのは、や
はり楽しいですね。
次回発行は、9月13日(水)の予定です。
最後までご覧になっていただき、誠にありがとうございました。
====== WEB DESIGNERS MAGAZINE 『GAUZINE』 ==========================
発 行 G A U C H O [ http://www.gaucho.com/ ]
編 集 尾崎 英明 [ mailto:gaucho@hal.ne.jp ]
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