GAUZINE




================================================ No.015 2000/03/08 ===

  W E B  D E S I G N E R S  M A G A Z I N E  G A U Z I N E

     [BACK NUMBER]  http://www.gaucho.com/gauzine/back/

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                        配信部数:5,450部
『GAUZINE』 No.015 のラインナップ
 ┃
 ┣『映像作家研究ファイル』「トム・ティクヴァ」
 ┣『CREATORS INTERVIEW』「Chiharu Miyagawa」
 ┣『BOOKMARKS』「バナー制作関連サイト」
 ┗『気になるシネマ』「Being John Malkovich」

 
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『映像作家研究ファイル』
  WEB制作者のための映像制作入門/鑑賞編 vol.3
  「音楽と映像の調和〜トム・ティクヴァ」 
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『映像作家研究ファイル』は、WEB制作において今後増えていくことが予想され
る Flashムービーやストリーミングビデオなどの「動画・映像コンテンツ制作」
のヒントになるものを模索・研究していこうという主旨の企画です。


■ ドイツの若手映像作家〜トム・ティクヴァ

これまで「カイル・クーパー」「ティム・バートン」といわゆる「巨匠」と呼
ばれるような有名な映像作家をつづけてご紹介してきましたが、今回は若手注
目株の映像作家をご紹介させていただくことにします。

昨年夏に公開されたドイツ映画「ラン・ローラ・ラン」の脚本・監督・音楽を
担当したトム・ティクヴァ(Tom Tykwer)という映像作家です。

わたしが劇場でこの作品を観たのは、今年の1月だったのですが、その奇抜な
アイデアと映像スタイルにえらく感激しました。「ラン・ローラ・ラン」のビ
デオ・DVDも、今月3月17日にレンタル・発売されるようなので、それにあわせ
て今回ご紹介させていただきます。

RealPlayerによる予告編は下記URLにて観れます。
◆「ラン・ローラ・ラン」予告編
http://www.sme.co.jp/Music/International/Special/SoundTrack/ESCA-8019/yokoku.ram

尚、「ラン・ローラ・ラン」の予告編ビデオというものがビデオレンタル店に
置いてあり、作品の概要や監督のインタビューなどが収録されています。
「バッファロー'66」とのセット予告編になった無料貸出ビデオです。

各メディアによる「ラン・ローラ・ラン」の評価は、
 「ユーモア、リズム、エネルギー、そして
   とんでもないアイデアにあふれている!!」(ヴァラエティ誌)
 「これこそ21世紀の扉を開く映画だ!!」
   (エンタテイメント・ウィークリー誌)
 「まさに奇跡を可能にした映画だ!!」(シュピーゲル誌)

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■ トム・ティクヴァの略歴

1965年、ドイツ生まれ。
11歳のときはじめてスーパー8で映画を撮り、映画館の支配人などを経て、TV、
助監督、制作アシスタントをしながら、1993年に監督としてデビュー。
つづいて、1997年に撮ったスリラー「Winter Sleepers」で注目され、1998年の
「ラン・ローラ・ラン」で世界的に高い評価を受ける。「ラン・ローラ・ラン」
は、1999年サンダンス映画祭ワールドシネマ観客賞受賞。

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■「ラン・ローラ・ラン」について

◆ シンプルなストーリーと多彩な映像テクニック

「ラン・ローラ・ラン」のストーリーはとてもシンプルなものです。
赤い髪の女の子ローラが、恋人マニの命を助けるため、20分以内に10万マルク
を手に入れるため、ベルリンの街を走り回る、というお話。

裏金の運び屋であるマニは、ボスに渡すはずの金10万マルクを地下鉄に置き忘
れてしまう。12時までにその金を届けないと殺される、とあせってローラに電
話をかけてきます。12時まであと20分しかない。ローラの頭に浮かんだのは、
銀行の頭取をしているパパのこと。そして、私がなんとかする!!、といって
ローラは家を飛び出します。

ここまでわずか数分のオープニングですが、そのスピーディーなカット割と
シャープな映像は現在の状況を的確に説明し、この物語の期待感を一気に盛り
上げます。また、この作品ではさまざまな映像スタイルやテクニックが使われ
ています。モノクロとカラー、画面分割、早送り、コマ送りなど、あらゆる手
法を駆使した映像が楽しめます。

街を走るローラの姿は、緻密に描かれた絵コンテをもとに、あらゆるアングル
から映し出され、バックに流れるジャーマン・テクノのビートと融合し、
ローラの疾走感、躍動感をさらに増幅させていきます。

ローラが家を飛び出したあと、階下に住む住人のテレビにローラが階段から下
りていくアニメーションが映しだされます。これがなかなかチャーミングな
キャラクターです。下記サイトでほんの少しだけGIFアニメが見れます。
「Lola Rennt」 http://www.lolarennt.de/

劇場で観たとき、なぜか一瞬、WebのFlashアニメーションを大画面で観てるよ
うな錯覚に襲われました。Webアニメーションも大画面でみたら、きっとすごい
迫力になるんだろうな〜と感じました。


◆ 「時間で遊ぶ」ゲーム感覚のストーリー構造

これから観る人のためにも、内容をあまり詳しく説明しないほうがいいのです
が、この作品は、1つ物語が何度か繰り返されます。それぞれ同じ状況設定で物
語は進んでいくのですが、微妙な時間差やタイミングの違い、偶然の出来事に
より物語の流れが途中で刻々と変化し、それぞれ別々の結末を迎えます。運命
のいたずらが主人公だけでなく、まわりの人たちの人生をもかえていきます。
観客は、まるでロールプレイングゲームを1回終了したのち、リセットしてもう
一度ゲームに挑戦しているような感覚を味わいます。

また、監督のコメントによると、この作品は「時間で遊ぶ」という発想がベー
スにあるとのこと。通常の映画は、人間の1日や1年間〜数年間の出来事を凝縮
して、90分〜120分の時間の中に詰め込んでいくのですが、この作品は逆に20分
の出来事を90分に引き延ばして見せようと考えたらしい。また、それとは逆に
写真の連写でその人の人生をたった3秒で表現したりするシーンもあります。
こうした「時間で遊ぶ」という発想が、独特の構造をもつこの作品を生み出す
きっかけになっているようです。


◆ フィルム映像とデジタルビデオ映像の使い分け

この作品では、35mmのフィルム映像とデジタルビデオ映像の2種類の映像が使わ
れています。大画面で見ると当然画質にはかなり差があり、最初は一体なぜな
んだろうと思いました。

監督のコメントによると、主人公2人のシークエンスはフィルムで撮影し、ほか
のシーンはすべてデジタルビデオで撮影したとのこと。つまり、あえて画質の
異なる2つのシーンを区別してみせることによって、映画の中における虚と実の
2つの世界を創り上げているようです。主人公2人のシーンは本物の世界、それ
以外は偽物というふうに。

余談ですが、デジタルビデオで撮影された映画としては最近の
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」[ http://www.bwp-jp.com/ ]
が記憶に新しいところですが、もっと以前に全編デジタルビデオで撮影された
映画がありました。オランダのイアン・ケルコフ監督の
「アムステルダム・ウェイステッド!」(1996年/オランダ)
 ┗ http://www.spice.or.jp/~cineaste/l/966.htm
という作品です。

全編家庭用のデジタルビデオで撮影されたこの劇場用映画こそが、初めてデジ
タルビデオ映像を35mmフィルムに変換して上映された記念すべき作品であった
ことはあまり知られていないようです。
全編クラブ系サウンドの独特の映像世界が楽しめます。
 ┗ http://www.uplink.co.jp/VIDEO/GEKI_EIGA/gekieiga04.html

また、まだ公開されていないと思いますがハル・ハートリー監督の
「ブック・オブ・ライフ」(1998年)
 ┣ http://www.best.com/~drumz/Hartley/Films/tbol.html
 ┗ http://www.uplink.co.jp/FILM/film_top.html
という作品も全編デジタルビデオで撮影されているようです。

低予算で撮影できる、というメリットと同時に、デジタルビデオ独特のややぼ
けた映像が現代の微妙な空気感をうまく表現できるのかもしれません。映画の
世界も今後こうしたデジタルビデオにより撮影された作品が益々増えていくこ
とでしょう。


◆ 「音楽」+「映像」=「映画」

トム・ティクヴァは、自らサウンドトラックの制作にも参加しており、この作
品における「音楽」の重要性を強調しています。インタビューの中でも
「音楽」+「映像」=「映画」 と定義づけています。

もちろん「映画」の定義づけは、人それぞれで、
「脚本」+「演出」=「映画」 という人もあれば、
「監督」+「俳優」=「映画」 という人もあることでしょう。
実際は2つの足し算だけでは定義しきれないさまざまな要素が融合したものが
「映画」なのでしょうが、制作側が特に何を重視しているのかという極論での
たとえ話だと思います。

あえて「音楽」と「映像」を重視したトム・ティクヴァの発想が、見る側の共
感と今の時代感覚にフィットした結果、「ラン・ローラ・ラン」が全世界的に
ヒットしたのかもしれません。「音楽」が「映像」において、いかに重要な
ファクターであるかをしめしていると思います。

しかし逆に考えれば、「映像」が「音楽」に頼りすぎている、という場合もあ
るかと思います。「音」がないと今ひとつの「映像」でも、いい「音」がつく
ことによって、なんとなくカッコ良く見えてしまうのも「音楽」による効果が
かなりあると思います。ですから、いい「映像」を創ろうと思えば、あえて
「音」を廃してどこまで「見せれるか」ということに挑戦してみるのもおもし
ろいかもしれません。

「ケイゾク/映画」の堤幸彦監督も、「音楽はよほどうまく使わないと失敗し
ます。音楽が過剰になりすぎて失敗したこともあります。そういう場合には、
一回全部音楽をなしにしてみて、本当に伝えたいことはなんだったんだろうと
いうことを整理していきます。」とインタビューで語っておられました。

「音」がなくても、それなりに見える「映像」なら「音」をつけることによっ
て、さらに効果的な「映像」になる可能性がありますが、逆に「音」をつけな
いほうがいい場合もあるでしょう。実際は、その「映像」の内容や目的にもよ
りますし、特にWEBの場合、ユーザーが「音」を求めているかどうかという問題
もあります。「音」のON/OFFをユーザーが制御できるような作り方のほうが現
状では親切な場合もあるでしょうが、これも目的によりけりかと思います。

トム・ティクヴァは、「ラン・ローラ・ラン」をつくるにあたって、音楽をイ
メージできるような映像を心がけたとのこと。実際には聞こえていない音楽を
感じてもらえるような映像に音楽をつけ加えることによって、「音楽」と「映
像」がより密接に結び付く相乗効果が生み出されることがわかっていたからで
す。そこがまさに「音楽と映像の調和」を完成させるポイントだったのかもし
れません。

いろいろ言葉で説明してしまいましたが、文章だけで「ラン・ローラ・ラン」
の本当のおもしろさが伝わるとは思いません。実際、ご自分の目と耳でその
「映像」と「音楽」を体験して、はじめて伝わるものだと思います。ですか
ら、興味を持たれた方は是非本編のほうもビデオ等でご覧下さい。

いずれにしても、「音楽」と「映像」がうまく融合、調和した作品は、映画に
しても、ビデオ作品にしても、Webアニメーションにしても、観る者の心を奪う
ことでしょう。いつかは、そんな作品を創ってみたいものです。

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★「ラン・ローラ・ラン」関連サイト
┃
┣「ラン・ローラ・ラン」
┃  http://www2.rim.or.jp/~comstock/LOLA/lola.htmhttp://www.ponycanyon.co.jp/pc-movies/roadshow/lola/http://www.cinemacafe.net/movies/review/lolarennt_2.htmlhttp://www.sankei.co.jp/databox/paper/9801/09/mov/review/99/lola_rennt/http://www.sme.co.jp/Music/International/Special/SoundTrack/ESCA-8019/
┣「Run Lola Run」 http://www.spe.sony.com/classics/runlolarun/
┣「Lola Rennt」 http://www.raumzeit.de/lola.htm
┗「Lola Rennt」 http://www.lolarennt.de/
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『CREATORS INTERVIEW』
  WEB制作に関わるクリエイターの方々へのインタビュー
   「Chiharu Miyagawa」 http://i-and-d.com/
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◆「CREATORS INTERVIEW #003〜Chiharu Miyagawa」

第3回目のゲストは、「design plex」の連載や「BART」のCGイラストなどで、
おなじみの「I&D Production」の宮川千春さんです。

わたしがはじめて宮川さんの存在を知ったのは、「design plex」が創刊され
た1997年5月ごろです。「ナイスなCD Jacket REMIX」と題されたその後30回
続く連載をはじめてみたとき、そのデザイン手法はもちろんのこと、この人、
相当な音楽好きだな〜と感心してました。その後、わたしも参加していたWEB
デザイン系のMLに宮川さんも何度か登場され、勝手に親近感をもったわたし
は勇気をもって、DMを出したところお返事をいただき、その後、東京に行った
際に、オフィスに寄らせていただいたりしています。オフィスには膨大な数の
CDとデザイン関係の資料が所狭しと並んだ楽しい空間でした。

今回は、宮川さんにいろいろとお話を聞かせていただきました。

#以下、[gaucho] はわたくし、[Miyagawa] は宮川千春さんのコメントです。
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[gaucho]
宮川さんのデザインテイストは、ひじょうに幅広いと思うのですが、特に影響
を受けたアーティストやデザイナー、好きなクリエイターとかがあれば教えて
下さいませ。

[Miyagawa]
 まずはピカソとマチス。幼少の頃は多くの作家たちの作品を目にする環境に
いたので、とても身近な存在でした。天才ってへんてこりんな事なんだなぁ、
なんてね(笑)。すべてを理解できない何かが子供心をくずぐったのでした。

 10代になるとラジオから流れてくるポップミュージックやROCKに傾倒します。
とりわけお気に入りはRolling Stones。アルバムジャケットのいくつかや
「ベロマーク」のデザインを Andy Warhol が手がけていることは知っていまし
たが、そのあざといまでの手法やグロさ加減は、lowteenの理解の範疇を越えて
いるモノも中にはありました。その後どっぷりはまったのが「Lou Reed」と
「Velvet Underground」。ここでウォーホルと再開するわけです。彼の作った
アルバムジャケットはとても好きです。他作品でも好きなモノはくさんありま
す。でもね、いろいろと認めたくない部分があるんですよ、ウォーホル(笑)。
ま。そのへんが愛らしいんですけどね。この話になると長くなっちゃうから省
略します。

 80年代すぎると、N.Y.がますます熱くなってきて、気づいたら「私らやるこ
と全部なくなちゃったじゃん、どーする?! 」ってことに(笑)。そのあとい
ろんな理由で自分のために創作することはやめてアクレイム・ジャパンでゲー
ム用のグラフィックスを作る仕事に就きました。80年代後半〜90年初のそのこ
ろは、Macを使ったデジタルデザイナやイラストレータがLONDONや西海岸で現れ
はじめた時期です。会社に縛られることなくコンピュータを使って納得いくま
でデザインする。自分の所属している会社のためにデザインするんじゃなくて、
クライアントと受け手と、そして自分のためにモノ作るヤツらが地球上に
(大げさか)存在することを知ったのです。中でも一番インパクトが強かった
のがNaville Brodyでした。デザインをする楽しさをデザイナの手中に戻してく
れた恩人、だと私は思っています。

[Miyagawa]
のっけからちょいっと長くなっちゃいました。すみません!
ところで、おさきさんの場合は、どんな方に影響を受けられたんですか?

[gaucho]
そうですね。わたしも、マンガ〜音楽〜映画と時代時代でいろんなクリエイ
ターの方々に影響を受けてきましたが、デザイン関係のお仕事がしたくなった
きっかけは、5年前、大阪に行ったときにたまたまやってた「カッサンドル」
の展覧会を観てからですね。カッサンドルの作品集を買ってからは、なぜか急
にそういう方面に進みたくなったという点では大きな影響を受けています。

あと、宮川さんもREMIXされていたブルーノート系のアルバムデザインも影響
受けてます。Reid Miles (design)とFrancis Wolff (Photo)の名コンビです。
写真やタイポ使いは、ブルーノートのアルバムカバー集が教科書でした。
近所の図書館にその本があり何度も借りました。同じ本を宮川さんのオフィス
で発見したときは、なぜかうれしかったです。

[Miyagawa]
JAZZのジャケットデザインは基本ですからね〜。
まいど勉強させていただいておりやす。感謝です。

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[gaucho]
http://i-and-d.com/showcase_2.html
によると最近、ミッシェル・ポルナレフのビデオパッケージとか、角松敏生の
CDジャケットとか、音楽関連のお仕事が多く、音楽ファンとしては楽しいと思
うのですが、もし制作の裏話でもあればお聞かせ下さい。

[Miyagawa]
角松さんの裏話といったら、そりゃもうたっくさんあります。ん〜〜でも。
残念ながら彼の承諾がないと話せない程ステキな裏話ばっかりなんです(笑)

[gaucho]
そうですか。では、あとで個人的にこっそりと教えて下さい。実はわたくし若
いころ、角松敏生音楽ファンでコンサートも何回か観にいったり、活動を
「凍結」する1992年までのアルバムはほとんど持っているのですよ。
 ┗ http://www.bmgjapan.com/jpop/artist/k_tosiki/album.htm
STEELY DANテイストの曲のある「ALL is VANITY」(1991) のころが特に好き
でした。バンドやってるころは、12インチの「初恋」(1985) とかも演奏し
てましたね〜。マーカス・ミラーのベースとヨギ・ホートンのドラムが
カッコいい曲なんです。といっても、もう10年以上前の話ですけどね…。
最近、アルバムは買ってなかったのですが、宮川さんがデザインされたと
知ったので今度買いますね。

[Miyagawa]
ぜひぜひよろしくお願いいたします〜。大判ポスター特典もありますよ。

◆ 角松敏生/BMGサイト
┗ http://www.bmgjapan.com/jpop/artist/k_tosiki/
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[gaucho]
ビジュアル的な面で最近のお気に入りサイトがあれば、いくつかご紹介下さい。

[Miyagawa]
あまり回らないのでご参考になるかどーか(笑)。ここ1〜2ヶ月で目にとまっ
たサイトで音入りのものをちょいと。

◆ amoeba corp :: paint + pixels in motion
┗ http://www.amoebacorp.com/
音はスペーステクノアンビエント?系、仕掛けがおもろいです。

◆ RESONANT
┗ http://www.eneri.net/
こないだhigh-fiveに上がってたところなのでご存じかな。
綺麗な仕上がり、ギターの涼やかな音が美しい。

◆ BORN MAGAZINE: DESIGN AND LITERATURE COLLABORATION
┗ http://www.bornmag.com/riffin/riffin.html
2番目「Sandbox」は、Entropy8のmis.Aurieaの作品。
アクセスするまで彼女が絡んでいるサイトとは気づきませんでした。
力のヌキ加減とアイディアに脱帽。

[gaucho]
いや〜、どれもおもしろいですね。特に、 http://www.eneri.net/ は、
音も絵もひじょうに美しいです。ついでにわたしも少し。

◆ Cartier
┗ http://www.cartier.com/

◆ DESIGNGRAPHIK 
┗ http://www.designgraphik.com/

◆ passPORTfolio
┗ http://www.justfree.com/alice_teoh/
単純にIntroの音使いとコンパクトなまとめ方が好きという感じです。

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[gaucho]
実はわたくし将来、宮川さんの「ナイスなデジタル映像 REMIX」の連載が実現
することを秘かに期待しているのですが、映像方面の研究は進んでいらっしゃ
いますか。After Effectとか…。

[Miyagawa]
ぎょえ!出ましたか〜その話題。そう、あれは2年前。「これからは動画やでぇ
〜!」とリキ入れて、一気に環境を整えたものの、実のところ何もできており
まへん。digital videoをfirewireで接続してHDに落としたことすらないのです
から!アレイまで組んだんですけどね。(威張るこっちゃないですね、はは)

ん〜でもこの春から本当に始めようかと思ってます。今度こそ(笑)。このイ
ンタビューに備えて環境だけはまた新たに揃えました。え?まだ使ってないで
すG4、置いてあるだけ。超やっべ〜!先日、スカイパーフェクトTVで放映され
ている「デジタルパンツ」という番組の収録が、ここI&Dであったのですが、イ
ンタビューの中でやはり動画の話になって「夏までに動画を1本作る!」と、
うっかり公言してしまいました(笑)。今回は逃げられないかもしれません。
ま、その前に3年間ほっぽりっぱなしのサイト、どーにかしろよ!って怒られて
るんですけどね(笑)

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[gaucho]
近い将来、宮川さんが映像制作をされるようになったとき、その音楽センスが
存分に発揮されると思うのですが、音楽と映像の関係について、どのように考
えてらっしゃるのか、少しコメントいただけますでしょうか。

[Miyagawa]
もちつもたれつ、ってことこでしょうか。お互いが相互に絡み合って補いなが
ら高めあいながら何かを訴えるんです。絵ではなかなか実現するのがむつかし
い、心情に訴える感情やワードや季節の匂い、みたいなエモーションを伝える
のに、音はとても有効だと思います。比較的簡単にそれらを合わせることがで
きるぶん、注意は必要だとは思いますけどね。

最近観た映画で、音とストーリーと映像が見事に絡みあっていると感じたもの
をいくつかご紹介しときます。どの作品も音ナシでは語れまいっ、といった感
じです。もちろんすべてお気に入りの1本です。映像と音とストーリーが上手く
琴線にふれる瞬間こそが、私の求めるものだと思っています。

◆ マグノリア- Magnolia
┗ http://www.magnoliamovie.com/

◆ ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ- Buena Vista Social Club
┣ http://www.bvsocialclub.com/http://www.nikkatsu.com/movie/mov_bue00.htm

◆ ラスベガスをやっつけろ-Fear and Loathing in Las Vegas
┗ http://www.fear-and-loathing.com/

◆ Another Day In Paradise
┗ http://www.shochiku.co.jp/video/v90f/kf0952.html

◆ Rock Stock & Two Smoking Barrels
┗ http://www.sonymusic.co.jp/Movie/rental/200001/CVT-NVT-29120.html

[gaucho]
そうそう、監督の話によると「マグノリア」の大本のインスピレーションは、
エイミー・マンの歌、曲から生まれているらしいですね。だからこそ、音と絵
がピッタリはまっているのでしょうね。
┗ http://www.latigid.com/magnolia/0203.html

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」って、キューバ音楽ものですよね。
むかし村上龍プロデュースのキューバのサルサバンド/エネヘ・ラ・バンダ
に、はまった時期があるので個人的に是非観たいです。でもヴェンダースが、
こういった作品を撮るというのも意外です。
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[gaucho]
本日は貴重なお話を聞かせていただき誠にありがとうございました。

[Miyagawa]
こちらこそありがとうございました。自分発見の旅?みたいで楽しかったです。
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★  Chiharu Miyagawa 関連サイト
┣「I&D-showcase-01」 http://i-and-d.com/showcase_1.html
┣「I&D-showcase-02」 http://i-and-d.com/showcase_2.html
┗「I&D Production」 http://i-and-d.com/
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『BOOKMARKS』
 「バナー制作関連サイト」
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◆ バナー制作関連TIPSサイト

今回はバナー制作に関連したサイトをいくつか探してみました。
フルバナー(468x60)の場合、10KB以下とか、ファイルサイズの制限のある中
でいかに効果的なGIFアニメーションを展開するかなど、なかなかむずかしい面
もあるのですが、バナーに関する基本的なことから、実際制作する上で参考に
なりそうな情報のあるサイトをご紹介します。

最近では、Flashで制作したものをGIFアニメーションとして書き出し、
Fireworksなどのツールで減色したり時間調整したりする方法もよく使われて
いるようです。
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★ Webmonkey〜バナー広告デザインのヒント
┗ http://www.hotwired.co.jp/webmonkey/99/07/index3a.html
----------------------------------------------------------------------
★ Webmonkey〜幅60ピクセルの細長いキャンバス
┗ http://www.hotwired.co.jp/webmonkey/review/index15.html
----------------------------------------------------------------------
★ Webmonkey〜「ここをクリック」なんてふざけてる
┗ http://www.hotwired.co.jp/webmonkey/2000/04/index2a.html
----------------------------------------------------------------------
★ DWCJ 公表論文集〜効果的なバナー広告のためのクリエイティブ
┗ http://www.dwcj.co.jp/jp/writings/index.html
----------------------------------------------------------------------
★ 効果的なバナー広告とは
┗ http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/fri/cyber/case/case3.html
----------------------------------------------------------------------
★ CoolHomepages.com - Banners
┗ http://www.coolhomepages.com/html/banners1.html
  〜 http://www.coolhomepages.com/html/banners9.html
----------------------------------------------------------------------
★ IAB〜Advertising Banner Sizes
┗ http://www.iab.net/iab_banner_standards/bannersource.html
----------------------------------------------------------------------
 
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『気になるシネマ』
  スパイク・ジョーンズ監督「Being John Malkovich」
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先月ご紹介した「マグノリア」[ http://www.magnoliamovie.com/japan/ ]
ですが、その後、アカデミー賞主要3部門にノミネートされたり、ベルリン映画
祭のグランプリにあたる「金熊賞」を受賞したりで、いろいろ高く評価されて
いるようですね。
第72回アカデミー賞関連情報
 ┗ http://www2f.biglobe.ne.jp/~dondetch/movie/m&v-2.html


今月は、同じくアカデミー賞で監督賞にミネートされているスパイク・ジョー
ンズの初監督作品「Being John Malkovich」をご紹介します。

「Being John Malkovich(ビーイング・ジョン・マルコビッチ)」
 ┣ http://www.beingjohnmalkovich.com/
 ┗ http://www.beingjohnmalkovich.com/trailer/ (予告編)

この作品、日本公開は夏頃のようですが、全米の辛口批評家たちが、
「'99年最も独創的な作品」と絶賛したかなり斬新な作品のようです。

設定としては、あるオフィスビルの中の扉が、俳優ジョン・マルコビッチの頭
の中への入口になっており、その頭の中に入っていくという突飛な話です。な
ぜ、ジョン・マルコビッチなの?、という点が不思議なのですが、作品の中で、
登場人物が、すごく名優なのにどういうわけかその出演した作品がなかなか思
い出せない、というエピソードがあるらしく、そのあたりのミステリアスでつ
かみどころのない存在感こそが、まさにジョン・マルコビッチである必要があ
ったようです。もちろん、ギャグにされてるご本人も登場しているわけで、も
しかしたらこの作品こそがマルコビッチの代表作になるのかもしれません。

ジョン・マルコビッチといえば、クリント・イーストウッドの「ザ・シーク
レット・サービス」の犯人役(オスカー助演男優賞ノミネート)とか、
「コン・エアー」「ラウンダーズ」など、まさにクセ者俳優の代表のような人
なのですが、確かにこれといった代表作は見つけにくいですね。きっと、その
あたりの微妙なポジションがこの作品のエピソードのルーツになってるのでし
ょう。最近では「仮面の男」や「ジャンヌ・ダルク」にもでていたようです。
 ┗ http://www1.mahoroba.ne.jp/~tomoty/act/marco.html

監督のスパイク・ジョーンズは、もともとMTVやCMのディレクターで、ビース
ティ・ボーイズやビョークのビデオクリップやミサイルの飛び交うナイキのCM
とかで話題になった人とのこと。映画初監督作品で、いきなりオスカーにノミ
ネートされてしまうわけですから、この作品なかなか期待できそうです。

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『編集後記』
 「π」「Two Against Nature」
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今月は、昨年話題になった作品のビデオがいろいろ発売されるようです。
┗ http://www.tsutaya.co.jp/calendar/movie/calendar_v.zhtml

「ラン・ローラ・ラン」(3/17)をはじめ、「マトリックス」(3/17)
「バッファロー'66」「π」(3/21) など。
個人的には、劇場で観れなかった「π」が楽しみです。
┗ http://www.uplink.co.jp/pi/

あと、音楽のお話ですが、スティーリー・ダンの20年ぶりのアルバム
「Two Against Nature」が2月28日に発売されました。
 ┣ http://www.steelydan.com/newcd.html
 ┗ http://www2.bmgjapan.com/inter/index.asp

WEBでもご紹介してますが、「ガウチョ」という名前は、もともとスティー
リー・ダンの20年前のアルバム「Gaucho」からきており、長年のスティー
リー・ダン・ファンとして、この「大御所」の復活はなによりもうれしい
ニュースでした。なんと来日もするらしい。 http://www.hipjpn.co.jp/

次回発行は、4月12日(水)の予定です。
最後までご覧になっていただき、誠にありがとうございました。

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 発 行    G A U C H O  [ http://www.gaucho.com/ ]
 編 集    尾崎 英明  [ mailto:gaucho@hal.ne.jp ]
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